2月9日(土)・10日(日)、江東区 辰己グランド・砂町&ベイエリアグランドにて『2007年度 東京江東ライオンズ杯』が開催されました。
バディサッカークラブ江東は今年度チャンピオンズリーグの優勝チームとして招待され、今年度チャンイオンズリーグの上位9チームに、江東区外から招待された9チームを合わせた計18チームが参加しました。
1日目の予選リーグは午後から降雪の予報があり、大変寒い中行われましたが、選手達は集中を切らすことなく3試合を戦い抜き、決勝トーナメント進出を決めることができました。
2日目は予定していた辰己グランドの使用許可が下りず、急遽会場を変更することになりました。
「区外から招待しているチームの都合や年度末ということもあり、日程の延期は難しい。でも中止にはしたくない。」と、水溜りだらけの田んぼのようなグランドを、何とか試合ができる状態にしようと、大勢の方々が水抜き、整地作業を懸命に行い、数時間かけて会場を準備しました。
バディは1位パートで、午後3時からの試合でしたので、選手達はもちろんそのようなことは知りません。他のチームの中にもそういった大勢の方々の努力を知らずに「えー、こんなとこでやるの!?嫌だなー。」なんてことを簡単に口にしている選手やコーチなどもいましたが、うちの選手にそんなことは絶対に言わせたくありません。ですから、選手達にはまず今日の試合ができることへの喜びと感謝の気持ちを持ち、全力でプレーすることを求めました。

【準々決勝戦(VS 砂町SC)】
試合前にDF陣を集め、ロングボール(浮き球)への対応の仕方を伝えて臨みました。
前半は、「蹴って、走って(競って)、拾ったボールをシュートへ」といったプレー内容の相手に対し苦戦を強いられていました。
「ロングボールの対応は試合前にDF陣には伝えておいたけど、あんなに簡単に蹴られていたらDF陣が大変に決まってるだろ。もっと中盤(前線)選手がしっかりとボールにプレッシャーをかけて、絶対に蹴らせてはいけないんだ。」と伝えて臨んだ後半戦は、しっかりと球際でプレッシャーをかけ続けることで流れを掴み、立て続けに追加点を奪って勝利することができました。

準決勝戦(VS スターキッカーズ)】
今年度、3回目の対戦となったスターキッカーズ戦。
前半は、失点こそ無かったものの、(攻撃参加に行った)中盤選手とDFラインの間のスペースが大きく空いてしまった為に、ボールを遅らすことができず、簡単にカウンターで相手FWに縦パスが繋がり、こちらのカバーの間に合わないタイミングで1対1の状況になってしまっている危険な場面が目立ちました。
改善点を伝えて臨んだ後半戦は、守備も安定し、完全に流れを掴みましたが、相手もポジションを変え、1点を必死に奪いにきました。
結局、終了間際にまんまと失点され、試合後にDF陣は悔しさを表情に出していましたが、今大会の中では戦っていて一番面白い(駆け引きのあった)試合であったと思います。

【決勝戦(VS 新林SC)】
決勝戦は藤沢市の新林SCとなりました。
区内チームと招待(区外)チームとの決勝戦でしたので、「いつもは『バディには絶対に負けたくない』と思っているであろう江東区の他のチームも、きっとこの決勝戦に限っては、『バディ(区内チーム)に勝ってほしい』と応援してくれるんじゃないかと思う。だから江東区の代表としてこの試合は必ず勝とう!」と気合いを入れて試合に臨みました。
相手は、中央(縦パス)からの攻撃には堅い守りでなかなかチャンスを与えてもらえませんでしたが、サイドを崩してのクロス(横パス)にはボールウォッチャーになり、足が止まってしまう状態でしたので、積極的にサイドからのクロスを狙い続け、見事に勝利することができました。

今年度、残された大会もあと僅かです。「仲間(バディ)」としっかりと絆を結び、最後まで悔いを残さず頑張っていきましょう!!
最終結果は以下の通りです。
2007年度 東京江東ライオンズ杯 優勝しました!
@ 入船SSS  4 対 1 勝ち 予選リーグ
(11人制15分ハーフ)
A 中央レッドスターズ  9 対 0 勝ち
B 五砂FC  4 対 0 勝ち
C 砂町SC  6 対 0 勝ち 準々決勝戦
D スターキッカーズ  4 対 1
勝ち 準決勝戦
E 新林SC  5 対 1
勝ち 決勝戦・優勝
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