11月3日(月・祝)・12月28日(日)、江東区 辰己グランド・砂町&ベイエリアグランドにて『2008年度 江東区ミニサッカー大会(5年生の部)』が開催されました。
バディサッカークラブ江東は、1日目の予選トーナメントを順調に勝ち進み、決勝トーナメント進出を決めることができました。


準決勝戦(VS 城東FC)
前半は、DFから中盤へのショートパス、中盤から両サイド裏へのロングパスと、長短のパスを有効に使い、サイドを制することができていました。ハーフタイムに、攻撃面では「DFのオーバーラップを積極的に狙うこと」、守備面では「チームが攻撃している時に、(後ろに)残る選手は相手のカウンターに注意し、準備をしておくこと」の2点を伝え、後半戦に臨みました。
後半は、追加点を奪うことに成功し、試合を決めることができたものの、ハーフタイムで課題としていた、DFがオーバーラップする場面は殆ど作ることができず、残念な気持ちも残ったゲームとなりました。

【決勝戦(VS 砂町SC)】
左サイドへ流れたFWからのクロスを、ゴール前へ走り込んできた右MFがヘディングで合わせて先制すると、ペナルティエリアのやや外で、こぼれ球を拾ったサイドバックが、相手のボールへの詰めが甘いところを逃さず、ミドルシュートを豪快に決め2点差に。
前半、相手の選手はボールウォッチャーで、ボールサイドへ集まる傾向があったので、「両サイドのMFは、1点目のイメージで、逆サイドから中へ入ってくる選手へのアーリークロスを積極的に狙うこと。」「中央の選手はタッチ数を減らしシンプルにボールを繋ぎ、再び受ける(動き)を繰り返すこと。」の2点を伝え、後半戦に臨みました。
しかしながら、後半は、安易なパスミス(DFから、ただ蹴るだけのキックも含めて)が増え、集中が欠け、動きの量も落ち、あまり満足できる内容ではありませんでした。

決勝トーナメントの2試合は、どちらもハーフタイムで伝えられた課題を後半戦に活かせずに終わってしまったことが残念です。
試合には勝てたものの、あまり成果を感じられなかったのはコーチだけでしょうか・・・?
また、今大会を以って今年の大会は全て終了しました。
最近の練習で、選手達によく(ほぼ毎回ですが)話す言葉があります。「チームで(集まって)やるべき練習と、個人でやるべき練習は違うんだよ。」と...。
例えば、試合はもちろん、対人練習やパス練習なら相手(パートナー)がいないと出来ませんが、キックの練習なら、1人で壁に向かって蹴ることだって出来ます。リフィティングもそうだし、ランニングもそう。1人で出来る練習は(工夫すれば)いくらでもあるはずですし、それらは全て自主練習でやるべきものです。ボールに触る回数が、走りの量が、(チームの仲間も含めた)他人より多ければ多いほど、その差がチーム練習や試合でプレーした時にはっきりとした差になって現れます。
「僕はやっています。僕は頑張ってます。」と自分で言ってくる(言ってしまう)選手の大抵は、それ程やっていないものですし、プレーを見ていても、あまり変化を感じません。
本当に他人よりやっている選手というのは、誰も見ていない所で、黙って必死にやってくるんです。自分から「やっている。」なんて口が裂けても言いません。当たり前です。他人より上手くなりたいのに、わざわざ自分の影の努力を他の選手に教えるわけないでしょう。でも何も言わなくても、プレーを見れば一目瞭然です。
簡単に上手く(強く)なれる魔法の練習なんてありません。コーチが君達を上手く(強く)してくれるのではありません。自分からやる気を持って取り組むしか向上の方法はないのです。来年も頑張りましょう!!

最終結果は以下の通りです。
2008年度 江東区ミニサッカー(8人制)大会(5年生の部) 優勝しました!
@ 五砂FC  3 対 0 勝ち 予選リーグ
(8人制15分ハーフ)
A スカイFC二砂  2 対 1 勝ち
B 城東FC  4 対 0 勝ち 準決勝戦
C 砂町SC  2 対 0 勝ち 決勝戦・優勝
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