第31回 さわやか杯 東京都少年サッカー大会 2ブロック大会 優勝しました!
FC北野 3 対 0 勝ち 2回戦
小岩フェニックス 3 対 1 勝ち 3回戦
中央レッドスターズ 2 対 0 勝ち 準々決勝戦
FCパルティレ 1 対 0 勝ち 準決勝戦
清和イレブンSC 3 対 0 勝ち 決勝戦・優勝

9月6日(土)・13日(土)・14日(日)、江東区・辰己グランド、江戸川区・篠崎グランドにて、『第31回 さわやか杯 東京都少年サッカー大会 2ブロック大会』が開催されました。(2ブロックとは、葛飾区・江戸川区・江東区の3区・61チームを指します。)
バディサッカークラブ江東は、2回戦(VS FC北野 ※1回戦はシード)を順調に勝ち進みましたが、3回戦(VS 小岩フェニックス)では、3−1で勝利したものの、相手のシュートミスに助けられた場面が多く、ディフェンス面での課題(攻撃→守備の切り替えを早くする。チームの攻撃時にもDFの選手はボールを奪われた後のカウンターへの対応準備を意識しておく。球際の闘いに負けない。など)が目立つ試合内容となりました。

【準々決勝戦( VS 中央レッドスターズ)】
準々決勝戦は、フレンドリーSC(2回戦)、小菅SC(3回戦)と強豪チームを立て続けに撃破し、波に乗る中央レッドスターズとの対戦となりました。夏前から、小菅SC(全日本2ブロック大会優勝チーム。まだ1度も勝ったことがありません。)との対戦をイメージしてきた選手達が、少し拍子抜けした顔をしているのを見て、「一発勝負のトーナメントでは、波乱はあり得る。君達は中央レッドに負けたことがないから、少し気が楽になったかもしれないけど、それが一番怖い。前回のFC85の試合(全日本2ブロック大会。ベスト8で一方的に試合を進めながらも、点を奪えずにPK戦となり、敗退。)を思い出して。緊張感が切れ、変な余裕を持って臨まないように気を引き締めていこう。」と声をかけて送り出しました。試合内容は、2点を先制したものの、ポゼッションの意識がなく、まわりのサポートが遅い為に、ただの蹴り合いになってしまいました。
今大会は1つ試合をこなし(勝ち上がり)ながら、「ボールを大事につなぐこと」を徹底し、その質を上げていくことでチームのまとまりを作ることが大きなテーマでしたので、試合終了後に「ただ勝っただけ。」と冷たい言葉をかけましたが、翌日の準決勝戦に向けてまた気持ちを切り替える(勝ち負けだけを意識して戦うのではなく、内容にこだわる)ことができました。

【準決勝戦( VS FCパルティレ)】
攻め続けるものの、なかなか得点を奪えずに苦しい試合となりましたが、後半ロスタイムに1点を取り、勝利することができました。
この試合の勝利はチームにとって非常に価値のあるものでした。
@前半早々にバディの選手が、相手GKとの接触により、腹を強く打ち、救急車で運ばれたのですが、ハーフタイムに入り、後半がスタートする時にもゴール裏は救急車、救急隊員、本部スタッフ、父兄等で大勢の大人に囲まれていました。きっと誰もが気になってしようがなかったはずですが、選手達はそちらを見ようとはしません。最後まで集中を切らすことなく試合を続けることができたこと。
A一方的にバディが攻め続け、相手は明らかにPK戦を期待し、我慢し続ける中、後半ロスタイムに入り、相手の思惑通りの展開となりかけた中で、最後まで諦めることなく、残り数秒で決勝点を奪い取り、試合を終わらすことができたこと。
この2つは、選手・チームの精神的な強さを試される大きな試練でしたが、それを乗り越え、チームが1つにまとまって得た勝利は、良い経験になったことと思います。(怪我をした子は検査後、数日安静にすることで回復すると診断されました。本部スタッフの迅速な対応と、観戦に来られていたご父兄の皆様のご協力に感謝申し上げます。)

【決勝戦( VS 清和イレブンSC)】
「6年生の選手達にとって、最後の2ブロック大会で決勝戦の舞台に立てるのはたった2チーム。もう、「負けたら終わり」のプレッシャーは無くなった。だから、楽しんでいいよ。でも、(各ブロックの優勝チームは都大会の1回戦をシードされるので)この決勝戦は、都大会の1回戦と同じとも言える。だから、真剣に、楽しくやりなさい。」そんな話をして決勝戦に臨みました。
試合は前半から五分五分の状態が続き、ボールがうまくスペースに流れていかずに苦しんでいましたが、ポジションを変えたことで、一気に流れがバディに傾き、後半早々に狙い通りの素晴らしいゴールで先制すると、そのわずか数分後には、集中を切らし、ボールを安易に持ち過ぎた相手DFからFWがボールを奪って2点目を追加。再び狙い通りの形でボールをつなぎ、3点目を奪い、完全に試合のペースを握ることができました。

決勝戦で満足のいく試合内容ができたこと。初優勝の喜びを得ることができたことを大変嬉しく思います。
全日本を何の良さも出せずに終えてしまい、大きく落ち込んだ4月から、また、このさわやか杯に向けてモチベーションを高めていくことは簡単ではありませんでした。挫折を乗り越え、得た初優勝の結果に今日はとりあえずホッとしています。
でも、明日は区大会。明日からはまた気持ちを切り替え、最後の都大会に向けて頑張りましょう!
また、決勝戦終了後、2ブロック森 委員長より、16年に1度、優勝チームのキャプテンが任される中央大会開会式の選手宣誓を依頼されました。試合以上に緊張するかもしれませんが、噛まないように頑張って練習してください。

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東京都中央大会 開会式の選手宣誓を、当クラブキャプテン 山岸 瑠くんが行います!