１０月１４日（日）・２１日（日）・２８日（日）、江東区・辰巳グランド、江戸川区・篠崎グランドにて『第１９回 住友信託東京カップ ２ブロック大会』が開催されました。（２ブロックとは葛飾区・江戸川区・江東区の３区を指します）
バディサッカークラブ江東は１回戦をシードされ、２回戦からの出場となりました。

【２回戦（ＶＳ 綾南ＦＣ）】
初戦の緊張からか、序盤は少し硬さが見られましたが、先制点を奪ってからはリラックスできたようで、その後も得点を重ね、勝利することができました。

【３回戦（ＶＳ 小岩フェニックス）】
前半早々にヘディングシュートから先制点を奪い、好調なスタートで始まりましたが、その後は単調な縦パスをことごとく跳ね返される展開となり、後半戦残り３分で同点に追いつかれ、ＰＫ戦に縺れ込んでしまいました。
終了間際に追いつかれてのＰＫ戦は精神的に厳しいものがありましたが、コーチは選手を信じ、選手は「絶対に勝ちたい」と強い気持ちを持って臨んだ結果、勝利することができました。

余談�@（ＰＫ順を聞きにきたキャプテンとのやりとり）
コーチ
「トーナメントでのＰＫ戦は今後も十分に考えられるし、結果論だけどＰＫ戦を勝ち上がるチームはその後の試合でも良い成績を残すことが多い。だからこのＰＫ戦は自分達が試されていると思ってやりなさい。」
キャプテン
「はい。絶対に勝ちます。」
（絶対に勝つと言い切ったその表情を見て、「ああ、このＰＫ戦は勝てるな」と期待を持てた瞬間でした）

【準々決勝戦（ＶＳ スターキッカーズ）】
３回戦での苦戦を活かし、気合いを入れて臨んた準々決勝戦。相手は同じ区で活動するスターキッカーズとなりました。
キッカーズはここまで好調のＦＷ選手がいたので、彼をしっかりと抑えることが大切なポイントでした。
先制点は奪ったものの、先程の試合（終了間際で追いつかれた）のイメージがあり、気を抜けない時間が続きましたが、２点目を奪って楽になると、立て続けに３点目を追加し、勝負を決めることができました。

【準決勝戦（ＶＳ 小菅ＳＣ）】
台風一過の晴天の中、行われた準決勝戦。
相手の小菅ＳＣは、昨年２度対戦し、２敗しているチームで、バディにとっては越えなくてはならない大きな壁となっています。今大会も対戦が決まってからは、「次は勝とう！」と皆、燃えていました。
前半、マークのズレを突いた相手のカウンター攻撃で１点を失ったバディ。（小菅とやって失点する時は毎回このパターンです。）失点した時間が早かった為、大きな動揺はありませんでしたが、その後はチャンスは何度か作るものの、オフサイドにかかることが多く、決定的なシュートを打つ場面もありましたが、ことごとく外し続けた結果、準決勝敗退となりました。

【３位決定戦（ＶＳ ＦＣパルティレ）】
３位決定戦の相手はＦＣパルティレとなりました。
（準決勝戦は２面で同時開催でしたので）お互い、準決勝を敗退後、２０分しか時間が空かない中での連戦となりましたが、気持ちを切り替えて臨むことができ、大変白熱した試合となりました。
前半、先制点はバディ。本日、初めての得点に少し落ち着いたかなと思いきや、すぐさまミドルシュートを決められ１−１。その後、ゴール前での混戦を押し込んだバディが再び１点をリードするものの、またもやミドルシュートを決められ２−２の同点でハーフタイムへ。
後半、一方的に攻め続けるものの、全く決まらず（何本シュートを打ったのか数えられないくらいです）、延長戦でも勝負がつかずにＰＫ戦となりました。
２人目まではどちらもしっかりと決めた先攻のバディ３人目。コースも甘く、力のないシュートを止められてしまいましたが、相手の３人目もゴールの枠を外してなんとかイーブンに。４人目はしっかりと決めたバディに対し、相手の４人目はＧＫにセーブされ、ここまで４人蹴って３−２。先攻のバディ５人目が決めれば勝利の場面でコーチが託したのは４年生選手でしたが、見事、期待に応え、苦しい戦いに勝利することができました。

余談�A（ＰＫ順を聞きにきたキャプテンとのやりとり）
キャプテン
「（来ていきなり）僕がキーパーやってもいいですか？」
コーチ
「（キーパーグローブを差し出しながら）最初からそのつもりだけど。」
（彼が公式試合でＧＫをやるのは初でしたが、今、このメンバーの中で１番「勝ちたい。何とかしたい。」と思っているのは彼だと思っていたので、迷わず任せました。結果は見事に１本セーブし、勝利に貢献してくれました。）


今大会は、「今、こうだから （こういう流れだから）、次、こうしよう。」と練習や試合前のＷ−ＵＰ、試合中のハーフタイムなどで確認してきたものが、ほとんど出せずに苦しんだ大会となりました。
中央大会までに多くの宿題を残しましたが、まずは１１月１０日の体育の日記念・準決勝戦でより良い試合ができるように調整していきたいと思います。