指導方針
第一に、「クラブ」という集団の中で、思いやり・協調性・忍耐力・創造力・自主性等に「心」が養われ、
かつ健康的な身体を形成することを目的に指導をしてまいります。このバディフットサルクラブでの仲間が、
将来にわたって 永遠の仲間となれることを目標とします。
中学生世代は、次の特徴があります。
・テクニックの概念を理解し、身につける能力が向上する
・推理的思考が芽生えてくる
・体格が大きくなる
・実質的な力と耐久力が増加する
・実践状況に最も近い環境での練習を提供する必要がある
・試合のさまざまな側面において解説をはじめる
近年のフットサル事情
フットサルは近年、非常に身近なものとなってきています。サッカーよりも少人数でチームを組め(1チーム5名)、
子供から大人まで、男女ともに気軽に楽しめるスポーツです。トップレベルにおいては、日本代表が2004年・2008年の
フットサルワールドカップに連続出場し、2008年には初勝利を挙げました。2007年には国内プロリーグである
Fリーグがスタートし、高い集客を誇っています。一般世代においては、民間フットサル施設の充実により、
レクリエーションとして広く普及をしております。高校世代においては、2005年度の全国高校サッカー選手権大会に
おいて全国制覇を成し遂げた野洲高校のプレースタイルは、まさにフットサルの技術を取り入れたものであり、
全国をアッと言わせました。中学生・小学生世代においては、フットサルの技術をサッカーに取り入れる指導をする
チームが増えており、サッカーとの関連性も注目されています。
サッカーとの関連性
フットサルとサッカーは切っても切り離せない関係にあります。海外で活躍する世界のトップ選手(特に南米)の
数多くが、幼少のころフットサルを経験しています。彼らのインタビュー記事では、必ずと言っていいほど、
今のサッカー選手としての基礎はフットサルにあると答えています。ラウル・ゴンザレス(レアルマドリード・
スペイン代表)「フットサルのほうがサッカーよりスペースが限られているぶんだけ、 さらに判断力が求められる」
フットサルの組織
フットサルの組織は独立したものではなく、日本サッカー協会をはじめとする各都道府県のサッカー協会内に、
連盟や委員会という形で存在しています。東京都サッカー協会の場合、U-18までは「フットサル委員会」、成人は
「フットサル連盟」という組織で、選手登録の管理や公式戦等の運営を行っています。
ジュニアユース世代のフットサル
日本サッカー協会では、全日本ユース(U−15)フットサル大会を主催しています。
日本サッカー協会と東京都サッカー協会の両方に、フットサル個人登録をすることにより、その選手たちはチームを組んで
都道府県別の予選大会から出場することができます。
東京都サッカー協会では、東京都ユース(U-15)フットサル大会を主催しています。この大会も、東京都サッカー協会にフットサル
個人登録をしていることにより、その選手はチームを組んで大会に参加できます。
チームとしての登録制度がなく、加盟の審査等もないので、公式戦にも初年度から参加できます。
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